訪問看護HAYABUSA

Case study 支援事例

鬱病から双極性障害に診断が変更された方

30代女性

鬱の診断にて、治療を受けていたが、軽快せず。7年間仕事ができない状況にて、生活保護を受けていた。子供の養育もままならず、様々なサポートを受けて、何とか生活していた。受診ができず、薬もきちんと服用できていない状況があるため、支援者にすすめられ、訪問看護を利用し始めた。

サポート内容

週に2回訪問。現在困っていることなどを聞き取って行った。服薬カレンダーを導入し、服薬セットを行い、確実な内服ができるように支援。カレンダーを設置し、予定を記入できるようにしたり、受診の声かけや、時により同行も行なった。主治医に薬のことや疾患のことなど聞きたいことをうまく聞けていない様子にて、訪問時に具体的にロールプレイを行い練習。鬱に対する疾患教育を行った。

変化

過去のことや生活歴、病歴を聞くうちに、買い物をたくさんしている時期があるなど躁状態を思わせるエピソードがある事が分かり。主治医へ伝え、診断が双極性障害に変更され、処方内容も大幅に変更され。双極性障害の疾患や薬、対処方法など資料を使用し説明。次第に、双極の波が小さくなり。自身で子供の送迎ができるようになり。現在は、仕事をすることも考え始めるようになった。

引きこもりの方

中学生女性

中学生2年の時、引っ越し。元々は、部活動に参加したり活動的であったが、転入した中学校に馴染めず。次第に登校できなくなり。徐々に外出もできなくなった。リストカットをするようになり。両親と共に精神科クリニック受診を始めた。死にたいと口にするようになったため、入院となった。

サポート内容

入院中カンファレンスに参加、退院後から訪問開始。週2回訪問し、好きなアニメの話等をし、信頼関係を構築。徐々に家族の話をしてくれるようになった。本人は、両親の不仲の板挟みで苦しんでいることを話してくれるようになり。リストカットは助けになってきたとは思うが、他の方法に切り替えられた方がより良いことを伝え、引き金をそのつど振り返った。母とも定期的に話をした。

変化

夫から母に対するモラハラが発生していた。母は、自分が我慢すれば良いと考えていた。母が幸せになる事が、子供に良い影響を及ぼす事をお伝えし、母は夫と適切な距離を取るようになった。それとともに、本人の外出が増えていった。学習支援センターに母と共に行けるようなった。高校進学を希望。進学先を一緒に調べた。その後通信制の高校に入学し、現在元気に通学。訪問看護を終了した。

統合失調症でお悩みの方

20代男性

大学卒業後、就職。上司との関係が上手くいかず。就職2年目に人の目が怖く出勤できなくなり、妄想的になる。服薬を始めたが、出勤出来ず。会社を退職。外来通院はしていたものの、自宅に引きこもり、他者の目が怖いため夜にコンビニ行く程度の外出のみをしている生活になり5年ほどが経過していた。

サポート内容

保健師からの依頼にて訪問開始。週2回訪問し、話をする中で、服薬に対して抵抗感があり、主治医には内緒で服薬を自己調整していたことを正直に語っていただけるようになり。そのためにこれまで病状が安定していなかったことがわかった。精神科医療に対する不信感や薬に対しての思いを聞き、統合失調症の疾患教育の中で、服薬による再発防止効果など具体的に説明を行っていった。

変化

訪問看護で外来の受診同行をし、本人の口から直接医師に薬を自己調整していたことを伝えていただいた。それ以降本人が率直に薬に対する相談ができるようになった。最終的に本人納得のもと、医師が抗精神病薬を増量。本人、幻聴に左右されることが減った自覚があり。笑顔が増え、外出を抵抗なく一人でできるようになった。就労移行支援事業所を見学し、現在就労を目指し通所中。